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Boys Age
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星​の​界​(​Hoshi no Yo​/​1bonus edition)

by Boys Age

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  • Streaming + Download

    Includes unlimited streaming via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    Purchasable with gift card

      $7 USD  or more

     

  • Maximum Limited Vinyl(made by TOYOKASEI)
    Record/Vinyl + Digital Album

    *** Please let me know if you want my signature, also let me know whether you want to put it on the front or the back.***

    Boys Age初のアナログ盤は完全日本語詞の人気作「星の界」。人気曲「An Undersea Stone」を含む全10篇のコズミック・テリング。

    Boys Age's first 12” vinyl release is the popular album "The Stellar Worlds" with completely Japanese lyrics.
    This is a cosmic tale of 10 songs, including a popular song "An Undersea Stone".

    Includes unlimited streaming of 星の界(Hoshi no Yo/1bonus edition) via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.

    Sold Out

1.
‪宵の戸を叩く音 嵐に濡れた客(まれびと)‬ ‪夜に惑いと嘘を 一(ひと)夜だけの落ち宿‬ ‪遠のく雨の足音 ふと触れ合う手と手と‬ ‪隙間風が灯を落とし 月影(つきかげ)が一つ‬ ‪溶け合った心 分かち難く (名残惜しくて)‬ ‪縺(もつ)れた身体 離し難く(密に寄る)‬ ‪絡み合う指先 解けぬように‬ ‪追憶が要らぬように
2.
君が見つけた 天使は去った 夕闇よりも 古い場所へと 日蔭に泳ぐ 幻視に惑う 夕暮れ前に 君は立ち尽くす 君が溢した 涙の一雫 ふと理解した 彼女らの“理由”を 意味は無い ただ 声も無く啼いた 烏羽が擦れる その音だけが響く
3.
代わる代わる 季節は巡る 目紛しく 時が回る でもそいつは そこに居る 変わることなく 底に居る 生きている 息衝いてる 朽木のうろの 底の裏で ただ眠っている 目覚めは遠く 夢の夜明けを 待ち続けてる 待ち続けてる 温い脈動 深い胎動 規則正しい 熱い鼓動 そう そいつは そこに居る 変わることなく 居続けてる 生きている 息衝いてる 錆びた盃に 三日月を映し ただ眠っている あぶくの底で 夢の夜明けを 待ち続けてる 待ち続けてる 今は未だ石のまま 静かに沈み続けてる 意思は今か今かと 密かに 溟(くら)い底で 今や僅かな灯は 微かに波に揺れるだけ だが それは確かに 着火の時を待ちわびる 今は未だ石のまま 静かに沈み続けてる (遺児の)意思は今か今かと 密かに(秘かに) 溟(くら)い底で
4.
垂れる馬の尾 揺れる麦の穂 空は晴朗 だけれども雨模様 濡れる髪は 金の穂 山吹色 うるむ瞳に 宿る狐火色 見つめる 思い出の園 戻らずの夢の月の御子 月の碧(あお)い炎 古い鬨の咆哮 夜空は晴朗 だけれども雷模様 解けた髪は 銀のははき 銀鼠 蕩ける瞳は 光る鬼火色 見つめる 思い出の園 戻らずの夢の月の御子 流れる 遠き日の星よ 帰らずの夢の月の日々よ
5.
からたちの傍で姫は待つ 泡立つ闇の海仰ぎつつ あの星の界に蛞蝓(ナメクジ)が住まう 彼の者は鬼の様な角を持ち 沸き立つ皮下に星を抱いて この惑星の空 翼足で覆うように そうだ 探している 姫を探している 彼女は待っている もう一度 からたちの傍で姫は泣く 風月(ふげつ)の調べの報せに咽(むせ)ぶ 「もうすぐあの牛が迎えに来てくれる」 星々を掻き取りながら 蛞蝓(ナメクジ)は色彩に揺れる 「間も無く罷り越しましょう」 そうさ 待っている 彼を求めている 近づいてる もうそこに 暗い夜空で 彼は探していた 彼女は待っていた 悠久の果てに 無窮の途(みち)を 溶け合って 深潭の遠(おち)に 沈んで行く
6.
ひらりひらり 二羽の蝶 代わる代わる舞い踊る ちらりちらり 襖の間から 恐る恐る覗き見る *雲野原に月が隠れ 部屋が陰ろうとも 蝶の灯火が 優しく照らし出す ゆらりゆらり ゆるりと 左・右と惑わされ のらりくらり 伸ばした手を するり滑り擦り抜ける *雪野原に兎が跳び 吐息が白くなろうとも 蝶の灯火が 温もりをくれる *雲野原に月が隠れ 部屋が陰ろうとも 蝶の灯火が 優しく照らし出す *雪ヶ腹に兎が跳び 吐息が白くなろうとも 蝶の灯火が 温もりをくれる
7.
8.
束の間の黙(しじま)の空に 僅かばかりの星のあの光 地球に風が吹く びゅうびゅう 遥か彼方の神秘の峰から 返る言葉はただ山彦 悠久の風が吹く ごうごう 宇宙の風が吹く びゅうびゅう 寂寞の波寄せて 悲しみよこんにちは 白い太陽の下 最後の人の道は 地球に風が吹く びゅうびゅう 宇宙の風が吹く びゅうびゅう
9.
はじめに そこには 明かりが灯ってた そう、小さく 儚げな わずかな 灯だった はじめは 小さな ただの種火だった そう、小さく 弱々しい かすかな 火だった 世界は薪 ほら燃える 世界は薪 よく燃える みんなが 大事に 胸に抱え守る 風に揺れる 頼りなさ気な ちっぽけな 火だから みんなが その火に 夢中になってた そう、小さく でも確かに 温かな 火だから 大火が この世界を 飲み干してゆく 膨らみ 張り裂けて ほら火が あの火が 怨嗟の 連鎖が 火の数珠繋ぎ 玉火が 連なり ほら火が あの火が
10.
開け放した窓の外 舞い込む潮の音 ガタコト走るよう汽車が 君と 死者と ふと飛び出した けれども 繋がる臍(へそ)の緒 ガタコト走るよう汽車が 君と 死者と 闇い夜空の星の界 赫灼(かくしゃく)の思い出 鈍く沈む頃 窓の外に星の界 ここは 死者の着く床(とこ) 約束のあの日も 遠く霞む頃 その向こうに星の界 君と 死者の 闇い夜空の星の界 汽笛が夜空に 汽車は逝くよ 闇い夜空の深い水底 星の界へと

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released August 13, 2020

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Boys Age Saitama, Japan

It's a pop music project Boys Age from Japan

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