1. |
The Scales Of Dreams
04:05
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夢の鱗(コケラ) 薄く剥ぎ 一枚口に咥えて
そよぐ落ち葉 かつての日々 乾いた手と手重ねて
あの花弁(ハナビラ) 散りゆきて 踊る者も久しい
忘れられた 日々を捨て 川面を見つめ続ける
時の過ぎ去る足音に 耳を塞いで怯えている
思い出を捨て去っても 想いが死んでくれない
忘れじの 呪い歌 一息口ずさめば
それは穢れ とれぬ泥 内に溢れ出して
夢の鱗 夢の欠片 ポロポロと溢れていく
腕の中 寝息立てる 朧月に照らされ
時の過ぎ去る足音に 耳を塞いで怯えている
思い出を捨て去っても 想いが死んでくれない
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2. |
Icicle Beach
03:22
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深々と降り積もる真白い雪の花は 曇天の足元を染める貴方のための墓標
爛々と空に浮かぶ蒼白い朧月が 凍れる海にその身を写し姿を別ける
振り向いた先に貴方が居るなら この指先のぬくもりの答えを
朧げに消ゆ記憶の輪郭、蕩けた瞳に映る 浜辺を埋める一面の雪 まるで彼岸の景色
儚げに降る妖精の粉、ぼやけた視界を覆う 灰色の海、天地の境 全て溶け合って
振り向いた先に貴方が居るなら この指先のぬくもりの答えを
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3. |
Moody Moon
03:44
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しゅるり解ける見えない糸は あなたとの絆を撚(よ)り合わせて
弛みに揺蕩(たゆた)う紅の紐は 彼の地の寄せ綱 手繰り寄せて
2人の間に 確かに微(かす)かに
繋がる 此処にある
淡い炎 搖れる
凍れる百合籠 絡まる日々の
2人の間で 搖れる
探り合うように結び目を求む あなたと優しく戯(じゃ)れあって
巡り合わせのカードを捲るように あの日の寄せ餌を ばら撒いて
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4. |
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5. |
Spend A Lot Of Night
04:47
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貴方が眠りにつく貴方の知らぬ夜が どれほど暗いものか想像できるの?
明かりが灯れば消える怖さを知る 怯える私を守って
近づいて知ることの怖さが ガラスに目で観た見たことない世界
夜帷、窓硝子の向こう 本当の私がいるから ねぇ、すぐに来て守って
貴方が眠りにつく貴方の知らぬ夜は そう きっと、これが「寒い」。理解できたわ
月見て馳せれば消える怖さを知る 凍える私を守って
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6. |
Cold Body
02:52
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どうして貴方は私を愛しむの? 形代のこの身に何をしろと言うの?
どうして私は貴方の“心”に 報いることを為そうとしてるの?
この作り物の身体には冷たい血すらも無くて、ただ
貴方の言葉をなぞる筈なのに どこかで掛け違えてる
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7. |
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8. |
An Imitation
03:54
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砂の肌触りも潮風の香りも 冬の海の寒さも なにも感じない
せめてこの景色だけはこの目に焼き付けて ガラスの目に せめてコレだけでも
私は人形 貴方のための人形だから お願い 優しく笑いかけないで
人形の役目は“そう”ではないから お願い 私に明かりを灯さないで
私は人形 貴方のための人形だから お願い 優しく笑いかけないで
(お前は人形 私のための人形だから)
人形の役目は“そう”ではないから お願い 私に明かりを灯さないで
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9. |
Spool Of The Doll
02:44
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空回りカラカラと廻る 遊び車の音
止まらない舞台装置 絡繰が軋む
流れて流されて それでも生き永らえて 繰り糸には慈悲も無し
重なって連なって それもまた千切れて 繰り糸に止まる気無し
それでも装置は廻り続ける 繰り糸には慈悲も無し
流れて流されて それでも生き永らえて 繰り糸には慈悲も無し
重なって連なって それもまた千切れて 繰り糸に止まる気無し
それでも装置は廻り続ける 繰り糸には慈悲も無し
そのまま装置は廻り続ける カラカラと音を立てて
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10. |
Hinageshi(A Love Song)
04:45
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寝息を立てている 君に手櫛を入れる
夢の中でくすぐったがるように 君は顔をしかめる
真昼の月が 欠けては満ちる
やがて目覚めて ぼやけた視界で
僕の本当の顔を探すように 君は顔を近づける
真夜中の太陽 褪せては色付く
鬼罌粟(オニゲシ)の花の色のような燃える君の瞳を
覗くように鼻先 擦り合わせるように
雛罌粟(ヒナゲシ)の花の色のように染まる君の頬は
千の言葉さえも しじまに等しい
耳を欹てている 君は僕の心臓に
鼓動はまるで平静のまま規則正しく 君は不満気で、でも
星空の波は 寄せては返す
かつての僕が 崩れた視界で
本当の誰かを探した時に 不意に君は訪れた
闇夜に星が 赤く燃える
鬼罌粟(オニゲシ)の花の色のような燃える君の瞳を
覗くように鼻先 擦り合わせるように
雛罌粟(ヒナゲシ)の花の色のように染まる君の頬は
千の言葉さえも しじまに等しい
鬼罌粟(オニゲシ)の花の色のような燃える君の瞳を
塞ぐように手を差す 目蓋に焼き付けるように
雛罌粟(ヒナゲシ)の花の色のように染まる君の頬に
はわせた指先の 熱が伝う
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Boys Age Saitama, Japan
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